切りすぎたフォークコラムへの処方箋
中古のカーボンフォークを買ったのだけど、いろいろあってフォークコラムの長さが足りていない。
正確には肩下寸法が足りていなかったので、ヘッドチューブの下にスペーサーを入れてごまかそうと思ったのだけど、それをするほどコラムの長さがなかった。
必死に解決法を考えたのでメモ書きとして残しておこうと思う。
(Mossoのアルミフォークを買ってれば悩む必要もなかったのだけど…)
大前提:金属製のコラムであること。カーボンコラムはカーボンドライジャパンへ。
(もっとも、カーボンドライジャパンに持っていくお金で新しいフォークが買えるかもしれないが)
1.ネジを切ってスレッド化する
コラムの寸法をよく調べる必要があるけど、上側のヘッドセットをスレッドタイプにするとアヘッドタイプみたいに突き出ている必要がないのでなんとかなる。
しかし、フレームにヘッドセットが刺さるかわからないし、ネジ切りが大変だし、コラム内径が想定と違うことが多いし、気にすることが結構多い。鉄製のコラムだとコラムの厚さが1.6mmなのかもしれないが、アルミのアヘッド用コラムは2mm厚とかなので加工がウルトラハードモードだと思われる。
部分的にシムを噛ませてφ22.2mmのスレッドステムを入れるとか、そんな感じにしかならんのかなと思う。
あとスターファングルナットも除去しないといけない。
2.コラムエクステンダーを装着する
ある程度コラムが残っているならこの方法がとれるけど、実際はコラムエクステンダーが取り付けられないくらい切っちゃっていることもある…。
BBBのBHP-21ならひょっとするとなんとかなるんだけど
内径の問題があって取り付けられないコラムも多いんじゃなかろうか。
インチタイプのBHP-21をもってきてシム噛ませて取り付けたあと、ステムの方にもシムを取り付けて…みたいな感じなら取り付けられるフォークはあるかも。安全性には疑問が残るけど。
3.コラムの内側に支持管を据える
アルミコラムは管の厚みがまちまちなので、外径28.6mmで厚みが似た管を持ってきた上で内側にそれなりの外径の管を仕込むことができれば、20mm~30mmくらいまではコラムを延長できそうだと思った(妄想)
そこまでするなら溶接してしまってもいいのかもしれないなと思う。