機械式ディスクブレーキのレバー比について
ここ半年くらいST-5600とBB7roadの組み合わせでモンスタークロスを組んで乗っていたのだけれど、ブレーキの効きがいまいちだったのでST-4600に交換した。
【変更前のスペック】
普通のドロップハンドル
ST-5600(レバー比2程度、カンパと同じ)
BB7road
よくわからないパッド(AHL)
Avid G3ローターによく似たローター
【変更後のスペック】
マウンテンドロップハンドル(ギザ ユーコン)
ST-4600(レバー比2.5程度)
BB7road
よくわからないパッド(AHL)
Avid G3ローターによく似たローター
【結果】
ママチャリよりは止まるかな…程度だった制動力がBR-5800ぐらいまで止まるようになった。
マウンテンドロップに変えたのでレバーを引きやすくなったのもあるけど、それを差し引いても制動力は満足行くものになった。
【結論】
BB7roadはおそらくST-7900以降のNew-SLR比率に合わせてあると考えられる。
ローターとパッドをケチっているので、旧比率でも十分な制動力が得られる可能性はある。しかし、ワイヤーが長くなるリアブレーキの様子を考えると新比率がよさそう。リアはとにかくタッチが良くなかった。
旧比率レバー+純正ローター+Avidメタルパッドでやった人がいれば、その人の知見が参考になるかも。
旧比率レバーでも街乗りに支障はないので、あまりパーツで組むならどっちでもいいかもしれない。パッドはケチらないほうがいいと思う。
【追補】
http://www.akiworld.co.jp/trp/cyclocross.html
TRPのウェブサイトを見ると
SRAM組の完成車でSpyreを使ってあるものが散見されたので、そっちなら旧比率でもつかえるのかもしれない…。
http://www.akiworld.co.jp/trp/d-Spyre-160.html
Spyreのところにも「各社レバー対応」みたいに書いてあるし。
実際のところ雨の日に乗らないならアーム長85mmのVブレーキでいいことがわかるしTRPのウェブサイトは有用であることだなあ。